水害・・・その後
2013.09.24 Tuesday
今日から、
サンふじの葉摘みに、取りかかりました。
今年は。朝晩、ぐんと冷えてくれるので、
色着きも順調に進むのでは、、、と、思います。
今朝の地元紙です
↓
冠水した、りんご園とさくらんぼ園の、ゴミの撤去は、
先週、頑張って終わらせました。
土砂はこれから・・・
馬淵川の氾濫は、
10年に5回のペースでやってきていますが、
嫁に来てから23年で、10回以上、経験しています。
その規模(水位)は、膝下の時もあれば、腰丈の時もありますが、
2M級の浸水は、3度目です。
2年前、地域のお年寄りも経験したことがない。。。というほど、
堤防を越えて、住宅地まで冠水する被害でした。
それと同じ水害が、また今年も。
何十年に一度のことが、2年に一度起き、
2年に一度のことが、毎年になり、
今度は1年に数回起こってもおかしくない、、
町の人も、みんな話しています。
いくら、温暖化でも、
また、自然災害は避けようがない、、という人もいますが、
馬淵川流域で農業をしていて、
もっとも水害を多く経験している私のところは、
もう、、、、、
いったい、誰に、何に、怒りをぶつけていいのか、
わからないほどです。
なので、これまで、自分たちで出来る対策。。というものをやってきたつもりです。
台風が来る前に、川の側のりんご園は収穫を終える早生品種に、切り替えてきました。
今度も、危機一髪でした。
ですが、大量のゴミや土砂が流れ込み、
その片付けにかかる労力は、半端ありません。
さすがに、今回は、
被害を重く見て、県や国も動いてくれているようですが、
川の整備には、莫大なお金もかかるでしょうし、
計画を立ててから、整備が完了するまで、かなり時間もかかるでしょう。
安心して農業が出来る町、
安心して住める町、
になるころ、
私たちは、元気で働いていられるでしょうか。。。
と、不安になりながら、
一日も早く、そういう日が来ることを、祈るばかりです。
長い一日でした・・・・・
2013.09.17 Tuesday
各地で大雨などの猛威をふるった台風18号、
被害に遭われた方には、
お見舞い申し上げます。
台風の接近に備えて、
昨日は、
サンつがるの木の下に敷いていた反射シートを、
雨の中、片付けました。
いつもは、綺麗にたたんで仕舞うのですが、
今回は、雨も強く降ってきて、重くてたためないので、
軽トラックで、家まで運んで、
水を切ってから、たたむことにしました。
午前中に、この仕事を3人のスタッフと私で、やりました。
午後から、どんどん、馬淵川の水位が上がってきました。
青い橋の右手前が、りんご園です。
夕方、見に行ったときには、、、
夜には、堤防を越えて、反対側の住宅地にも、水が流れ込みました。
2年前と、同じ。。。。。
サイレンの音、避難勧告の放送、
通行止め、
普段は家からは聞こえない、ゴ===っという、川の音。
10時頃が、水位がピークだったようです。
雨は止んで、
月だけが不気味に光る、不安な夜を過ごし、
朝になって、
通行止めが解除になっていたので、
りんご園に行ってみました。
水は引いた後でしたが、
水に浸かった後が、写真でもわかると思いますが、
大人の身長〜2Mほど、上がりました。。。
畑に入れるようになったら、
復旧作業に入ります。
毎度、この畑は、浸水の常習園地なので、
早生りんご中心に栽培しています。
不幸中の幸い、サンつがるの収穫を終えた直後でした。
だからといって、この1町3反歩のりんご園の片付けは、楽なわけない。
上の写真とは対照的に、
今日は、青空が広がっています。
サンふじ、ぐんま名月の園地は被害を免れました。
サンつがるの収穫
2013.09.15 Sunday
9月の3連休=市場の休み
&
台風の接近
に備えて、
9/13金曜日に、
だいたいの「サンつがる」を取り終えました。
昨年は、(一昨年も)
9月まで猛暑が続き、
日焼けが出たり、色が着かなかったり・・・と、
仕上げるのに、とても苦労しました。
今年は、秋が早いみたい・・・
朝晩もす〜っと気温が下がってくれて、
昨年のように、着色に苦戦すると言うことなく、
無事に、収穫を終えることが出来ました。
ただ、今年は恵まれましたが、
来年はまた、どうか、わからない。
早生のりんごは、確実に作りにくくなっているように思います。
りんご農家が、みな感じていることだと思っています。
日持ちの短い「サンつがる」は、市場出荷がメインで、
ばたばたと収穫が始まり、そして、終わってしまいましたが、
来年は、
ご購入ご希望の方に、予約注文→発送
という形を取りたいと考えております。
今年は、申し訳ございませんでしたm(__)m
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